efoによって何が変わったのか事例から分かること

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efoはEntry Form Optimizationの略であり、直訳で入力フォームの最適化です。

サイトの運営者ならばefoを実施した話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。しかしefoの効果というものは外部に数字が公開されることも少ないので、中々分かりにくい面もあります。そこで実際にefoを行うことでどういった点が変わったのか、ここではいくつかの事例を紹介し、その内容を見ていきます。

コンバーション率が倍増した衣料品メーカーの例

主に女性用下着などの販売を行う国内大手の衣料品メーカーがefoツールを導入した事例です。このメーカーは自社ウェブサイトでの会員登録数の増加に伸び悩んでいました。

会員登録時の入力フォームでの離脱率が未入力の時点で70%を超えており、その後のコンバーション率、つまり入力を終えて実際に会員を登録するという目標まで到達した人の割合も12%に留まっていました。しかしefoツール導入後は、離脱率が50%まで低下し、コンバーション率は25%と倍増しています。

このサイトは販売を行っている訳ではないので、売上に直接繋がる数字ではありません。それでも会員数の増加は自社のサービスやモノを購入してくれる潜在的な顧客を増やした成功例と言えます。

efoツールの乗り換えでコストを半分に抑えた出版社

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efoツールは現在多くの会社から提供されており、ツールの乗り換えも珍しくありません。これはそのefoツールの乗り換えで、これまでのランニングコストを半分に抑えた出版社のケースです。この出版社は以前からエントリーフォームでの離脱率の高さに悩んでおり、数年前から他社のefoツールを使用していました。

導入で離脱率を下げる一定の効果はありましたが、ツール運用のコスト面での問題から別の会社のefoツールに乗り換えています。乗り換え後はコンバーション率が若干改善されたのに加え、運用コストが半分近くにまで抑えられるようになりました。

このようにefoツールは仕様や運用コストの違いもあるため、導入にあたっては1社だけでなく複数の会社のツールを比較検討した上で決めることが大切です。また導入後にefoの効果が乏しいようならば、他社のefoツールへの乗り換えも有効だということがこの事例から読み取れます。

セミナー参加者を劇的に増やしたイベント運営会社

都内で主にセミナーを中心とする各種イベントを開催しているイベント運営会社の事例です。この会社はイベントの参加申込みを主にウェブサイトから実施しています。しかし参加申し込みの入力フォームページでの離脱率がかなり高くて75%を超えているのが、目下の改善課題でした。

そこでefoツールを導入して、専門のコンサルタントのアドバイスを元に入力フォームページを作り直したところ、離脱率が大きく下がる成果が出ています。また問い合わせフォームの方も同様にefoを実施して、これまでに必要だった入力情報の会社名や担当者名などの入力項目を無くし、メールアドレスなどの少数の入力項目に変更したところ、こちらも問い合わせが増大する効果が見られました。

セミナー参加者も劇的に増加するなど、実際の売上にも目に見えて影響があった成功事例です。

自社でefoを行うも効果が出ずに悩んでいたメルマガ配信業者の例

メルマガ配信業者がefo専門の業者の元で改善を行い、コンバーション率のアップに成功したケースです。元々このメルマガ配信業者は、コンバーション率が低いことを問題視しており、自社でefoを行っていました。メルマガを配信する際に必要な入力情報を極力減らすなどのいくつかのefo策を施しましたが改善効果は薄く、efo専門業者にコンサルタントを依頼しています。

コンサルタントに依頼後は、自社ウェブサイトをほぼ全面的に作り直し、スマホ向けなど複数のデバイスに対応したレスポンシブウェブデザインを採用したことで、UXの大幅な向上を成し遂げています。さらに入力フォームページにあった不要なリンクの削除の他、入力補完の導入やガイド表示など、ユーザビリティを意識した作りに徹底したことで、コンバーション率が目標数値の30%を達成しています。

この事例から分かることは、efoも現状の問題点を分析して適切に行わないと効果は薄いということです。

この改善事例から見ても分かるように、実際の離脱率の高さの原因は入力項目の多さよりも、入力ページそのものが使いにくいというのが本来改善すべき点でした。その点を的確に見抜いたefo専門業者の元で改善を行ったことで、前述のような効果を得ています。

予約システムを導入するも低調だった老舗旅館の例

関東地方で70年以上の歴史を誇る老舗旅館のefo事例です。この旅館は宿泊客が低迷しており、数年前に外国人旅行客の本格受け入れを決め、その準備の一環としてウェブ予約システムを導入しています。しかしウェブ予約の成約率が低い状態が続いたため、efoの専門業者に相談をしています。

対策として注意書きなどで煩雑で見にくかった入力フォームデザインを作り直し、エラーが出る項目は自動修正を行うように改善しています。また入力アシスト機能を導入したことにより、宿泊予約で必須となる住所などの長い文字入力の負担を下げることに成功しています。

さらに入力完了までの残り入力項目数を表示するなど、予約希望者に極力ストレスを与えないようにefoを徹底したのもこの事例の特徴です。

その結果、コンバーション率が10%以上も上がり、予約客の増加に結びついています。このケースでは旅館の予約システムの必要上、入力項目を減らすことが困難でした。システムそのものが古いこともあって改善点も多かったですが、そのためにefo効果が高かった事例だと言えます。

efoでブライダルフェアの予約率が向上

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ブライダルサービスを提供するある会社の事例が以下です。この会社はブライダルフェアのウェブ予約をサービスとして提供しています。しかし入力フォームでの途中離脱が非常に多く、予約率の向上が喫緊の課題でした。そこでefoを専門業者に行ってもらうことで離脱率を下げることに成功し、ブライダルフェアの予約者を増やしています。

予約率が低かった要因は、既存の無料提供されている入力フォームを一部変更しただけで使用していたので、デザイン面での魅力が薄かったこと、不要に長いテキストの存在、入力ボックスが多くて使いにくい点などでした。

これらの問題をefoによって解消したことで、この事例の場合は申込み完了率を7%から16%にまで向上させています。